「ひとを自由にさせたってろくなことを考えないんだから、誰かが統率して導く以外に道はないのよ!」と彼女は言った

前回、私は毎年最も自分が強力になるときを見計らって私の前に現れ、そして根本的な決着はつかないまままた離れていくことを繰り返してきた、霊存在の「彼女」のことを書いた。

世のなかにはいろいろな存在がいる。その「他者」と触れ合い、体験を持ち寄り、共感したり力を合わせたり、お互いの「想像力」を高めて自己や世界をよ...

私は今までの経験から、彼女と私の間にある考えかたの違いは根深く、簡単には解決されないものであり、それなら少なくとも今しばらくは

「距離を置いて互いの信じる道を行く」

というのが得策だと考え、彼女の「誘い」を無視しようと試みた。

だが、その結果だんだん私自身の精神だけでなく、周囲の様々なもの、さらには自分自身の「からだ」にまで明らかな不調が出てきたのを認めるところにまで至ったため、相手の想いの深さも再認識したうえで、もういちど彼女との対話の場に出向くことを決意したのだった。今回はその続きである。

さて、私がそのような決意を固めると、当然それは相手にも伝わったのだが、すると相手方はまず私に「使者」を送ってきた。そして使者の彼はこのように言う。

話す気があるなら場を設けてもいいとあのひとはおっしゃっている。だが俺はお前を認めていない。さっさと死んでしまえばいいのだ!

まったく突拍子もない話である。だがそんなことは今始まったことではない。私は彼にこう伝えた。

私は彼女と積極的に話そうという気はなかったんだよ。だけどそれにちょっかいを出し続けているのはあなたがたのほうでしょう?。ならば「用がある」彼女が私のもとに出向くのが本筋というものだとは思わない?少なくとも、私にはあなたのような敵意むき出しの方々が山ほどいるところが、建設的な話し合いをするのに適しているとは思えない。だから、行って彼女に直接来るように伝えて

だが彼は簡単には引き下がらない。

なんだと!せっかくこちらが「話してもいい」と言っているのに、お前のもとに来て話をしろなどと言うのか!」

と激昂する。だから私は、

今あなたが彼女から託された「使者」としての役目は、私の意志を正確に伝えて、話し合いの場を設けることのはず。あなたの個人的な好き嫌いは、この場合いったん脇に置くべきものでしょう? あなたでは、「話にならない」。そんなことも理解しないようでは、使者として失望されて困るのはあなたのほう。だからまず帰ってこれを伝えなさい

と続けた。しかし、それでもなお彼は私に噛み付いてこようとするので、私も少し苦笑気味になりかけていたところ、彼の「出番」は唐突に終わった。

いいわ。わかったわよ。「来てあげた」。これで満足でしょう?

やっと、ここからが本番である。

こちらの時間でいうところのおよそ1年ぶりとは言え、予想通り彼女はまったく変わっていなかった。ひとを刺すような眼、氷のような声。決して誰かの下につくことはなく、むしろいずれすべての存在を自分に跪かせようとしているような態度。私とは相容れない立場にいるとはいえ、一種独特の「カリスマ性」を持っていることは私も認めざるをえない。やはり厄介な相手だと思いつつ、私も冷静にこう口を開いた。部屋に風が吹き込んだように、あたりが冷えていったように感じられていた。

もう、私たちはお互いの考えかたが違うことをわかってるはず。これ以上話し合ってもそれが変わるとは思えない。だから離れていようと思ったのに、あなたはなぜいつもいつも私に関わってこようとするの?

すると彼女は冷たく笑いながらこう言った。

だって、私たち「知り合い」でしょう?それに、私だってあなたのことただのバカだとは思ってないからさ、いずれ私の「理想」を実現するためには、今のままのあなたじゃ目障りなんだもの。それにこうすると確認できるでしょ、お互いが「生きてる」んだってこと。中途半端なやりかたで流されるのもイヤだし、結局またこうして会えたじゃない!あなたも嬉しいでしょ?

この彼女のペースに巻き込まれないようにと思いながら、私はこう返した。会話は続く。

「理想」。あなたの言うそれはあなたの考えかたを全員が共有すること。すべてがあなたに従い、あなたの想いに沿って動く。そうやって生まれる「平和」を、私は善しとは思えない

それで、あなたの言う「多様性」が失くなるって言いたいんでしょ? でもね、この地球を見てごらんなさい!そんな「多様性」を追い求めた結果、いろいろな「正義」が乱立して、争いが止むことはない!すべては「ひとつ」から生まれたんだから、いずれ「ひとつ」に還るのよ!「自由」や「多様性」なんて、真実をごまかす道具でしかない!

「ひとつ」でよかったなら、今も「ひとつ」であるはず。でも今「ひとつ」じゃないのには、必ず意味がある

そうね、「間違い」という教訓を得たわ。「自由」は間違いだった。その学びを得た時点でもう充分。もう充分すぎるほど学んだじゃない。他の星もそう。誰もが間違いを犯す。でも、間違いを間違いだと認識できたとき私たちは成長するの。なら、もうそれは終わりにしなきゃいけない!

「誰もが間違いを犯す」と言うなら、あなただって間違っているかもしれない。自分にとっての「未知」を補うために他者があるなら、その「他者」を消し去るあなたが間違ったとき、誰があなたを止めるの?

あなたは他者を信じすぎなのよ。私だって完璧じゃないかもしれないけど、少なくともあの子たちよりはいい判断ができるわ。ひとを自由にさせたってろくなことを考えないんだから、誰かが統率して導く以外に道はないのよ!それにあなたにだってたくさんの「仲間」がいるじゃない!そんなあなたと私といったいなにが違うって言うの?

私はみんなを自由にさせてる。でもあなたは違う。必要なときだけは「役目」を与えるけど、それ以外のときはあなたの「指示待ち」。自分でなにも考えさせない。いくら魂が不滅だからって、あなたがいないとなにもできない存在をたくさん作って、私には哀れにしか見えない

持つべき「指針」を失って、ふらふらしてるひとたちのほうがよっぽど哀れじゃない!それに私はあの子たちの「特性」をちゃんと把握して役目を割り振っているわ。だからあの子たちも喜んでいる。それにそのようにした私に「責任」があるからこそ、私は誰よりも自分を律し、強くあろうとしている。ひとを自分勝手にさせる指導者なんて、自らの負うべき「責任」から逃げているだけにすぎないわ!

そう、あなたはひとびとの「自由」や「多様性」の可能性に失望している。でも私はそれにこそ期待して、未来が変わることを信じている。ここに根源的な差がある限り、私はあなたの仲間にはなれない

そうね、確かに「今は」差があるかもしれない。でも、「予測」や「期待」はいつも「現実」によって修正されるべきものだわ!今の地球の、そして宇宙の現状を見つめて考えないと、すぐに手遅れになる。というよりもう今だって限りなく手遅れだし、そうなった星はいくらでもあるでしょう?それにね、私はあなたをただのバカだとは思ってない。あなたは「考えられるひと」だわ。ひとを導くことだってできるかもしれない。だから、あなたが私のもとに来るなら、私はあなたを「幹部」として見てあげたっていいとさえ思ってるの。だから私はあなたに理解してほしいのよ!

今の世界がこうなっているのは、みんなが「好き勝手考えた結果」じゃなく、むしろ「考えが足りない」から起きていることだと私は思う。だから必要なのは、あなたのように「考えさせない」ことじゃなく、「もっと考える機会を作って、一緒に考えること」だと思ってる。だから、あなたには賛同できない

だから、そんなふうに「考えられるひと」なんてほとんどいないのよ!それはもうどうしようもない性質の差なのに、どうしてあなたはいつまでもそこから眼を背けるの?やっぱりあなたはどうしようもなく目障りな存在だわ!

それで?だからどうするの?

1秒でも早くこの世から消えなさい!

その後、私たちはさらに互いの気持ちをぶつけ合うことになった。それが、いわゆる霊界においての「闘い」である。私は実際に彼女に相当追い詰められたが、結局は彼女の想いは実現せず、私は今もこうして生きている。そして、高熱や頭痛、筋肉痛や寒気といった症状も、今ではもうほとんど治まった。しかし、彼女もまたいったんエネルギーを使い果たしたといえ、いずれまた復活し、私の前に現れることだろう。

ただ、私は今回のことを経て、もはや彼女からむやみに逃げようとするのはやめることにしようと思うようになった。彼女の想いは深い。そしてそこには「理由」がある。ならば、誰かがそれを受け止めなければいけない。だとしたら、それは「知り合い」である私の役目なのかもしれない。そして今回、私は初めて彼女のことをここに書いたが、そうしている間にもさらに執拗な妨害を受けていた。しかし、私が彼女や彼女の考えに賛同する存在を不当に貶めようとしてこれを書いたわけではないことだけはわかってほしい。それに、最終的な結論に違いがあるとはいえ、彼女の言い分にも確かに一理あることは、私だってわかっているのだ。

だからこそ、私はあなたにも、それを共有してほしいと思う。そして「考えて」みてほしい。私は誰になにを言われようと、そこから「なにか」が生まれることを信じている。そして未来をより好いものにしたいなら、それ以外に道はないと、そう確信しているのである。

その後2018年現在で、彼女との関係は、このようになっています。

私はずっと弱いからだで生きて来たので、暑いのも寒いのも苦手だ。だからその点で、春や秋の気候は私にとって好ましい。だから、本来10月というのは...

コメント

  1. 高田麗華 より:

    あけましておめでとうごさいます

    おいしいものは食べれましたか

    私はおせちを食べました(^_^)

    内容をみていますとえらく、上からのものと話していますね

    そんなにえらい影響力と力のある存在なのでしょうかね

    人間の魂はいろんな星からきて、その星の女王なども人としていきていますが

    そのようなものにさえ上からなのでしょうかね

    私もこんなものと話してみたいですね

    私も見え聞こえますが、こんなものと話したことはありません

    だから少しだけ興味があります

    また読ませてください

    • Dilettante より:

      高田さん、ようこそ、闇の向こう側へ。

      好いお年を迎えられたのなら私も嬉しいです。私自身は年末年始がちょうど「七号食」の期間でしたのでいつもどおり玄米ご飯を食べながら過ごしましたが、その期間が終わってからゆっくりそばをいただきました。

      そして高田さんも霊存在と交流なさっているんですね。霊にも肉体人と同じように様々な「想い」や「意図」を持ったそれぞれの存在がありますが、高田さんも含め霊媒として生きるひとにとって最も大切なことのひとつは、「穏やかな心を保つ」ということだと思います。言い換えると、「想念の波に溺れない」ということですね。そしてもちろん、これは私にとってもずっと変わらない課題であることでしょう。

      ですから私は高田さんにも、これからもずっと穏やかでいてほしいと思います。そのためには守護霊さんとのつながりを深め続けることなども大切だと思いますし、それと同じくらい私たち肉体人同士のつながりを深めていくことも大切なのだと思います。

      これからもいつでも遊びに来てください。そして、なにかあればいつでもお声かけくださいね。よろしくお願いします。