私が守護霊さんからのメッセージをお伝えする場合の、いくつかの代表的な留意事項

今年も節分を過ぎ、これから少しずつ春に近づいていくのでしょう。いかがお過ごしでしょうか?

以前私は

あなたは、「霊媒」(シャーマン)という言葉からどのようなひとを想像するだろうか? 山奥に住んでいて、一風変わった身なりをし、香を焚いた部屋で...

という前提を確認し、そのうえで私ができることにはどのようなことがあるのかを自問自答しながら

「霊媒師」や「霊能力者」(超能力者)の力を「証明する」ということはどういうことなのだろうか? 最も明快なのは、 「相手の目の前で...

ということを書きました。

そしてそこにも、

私は自分を「霊媒師」(シャーマン)のひとりだと認識しているが、それを他者に「証明」するのは難しい。なぜなら、私に与えられた能力は、それほど「わかりやすい」ものではないからだ。

たとえば一目見ただけで相手の名前や家族構成、愛するひとの名前がわかるというのなら、それはわかりやすい。しかし、私にそのようなことはできない。霊存在にからだを貸したとしても、彼の想い出や秘密を私が共有できるわけではない。姿かたちも一切変化しない。あくまでも、「私の頭脳」(私の持つ知能、言語能力、記憶……)と「私のからだ」(目、耳、鼻、口……)を貸すだけだからだ。つまり、

「本人にしかわからないことを知っている」

という方法で証明することもできないということである。

だから、見るひとが見れば、私は「演技者」あるいは「ひとを騙そうとしている詐欺師」に見えるのかもしれない。そしてその主張を真っ向から覆せるほどの「確実な証拠」を提示することは、私にはできないのである。

と書いたように、少なくとも現時点で私に与えられている「能力」は、捜査機関に協力して実際に真実を明らかにしたり、行方不明者の所在や安否を突き止めたりするようなかたちで、「わかりやすく証明する」ことができるようなものではありません。

ただ、私は相手のひと(肉体人)に関与している霊存在(エネルギー)を感じ取り、交流し、場合によっては私のからだを一時的に貸すことによって、その場にいるひとたちに霊存在の「想い」や「言葉」を伝えるといったことはできます。

それに、肉体人(霊留)というのも「からだに宿った霊」(エネルギー体)なのですから、私はたとえばあなたのご親族の名前を当てたり、行方不明のご友人の所在を突き止めたりすることはできませんが、少なくともそのひとが

「今どんな想いを持っているのか?」

つまり満足しているのか後悔しているのか、怒っているのか笑っているのかを感じ、伝え、必要に応じてお相手と対話しながら、そのお相手の気持ちがラクになる手助けをすることはできます。

そしてこれを、私たちひとりひとりにいる「守護霊」に対して行うと、その守護霊からのメッセージを伝えることもできます。それはもちろんご本人の希望があったらの話であって、私から

聴きなさい!

と強制するものではありませんが、以前

でも書きましたように、この『闇の向こう側』の読者の方々からの希望により、お相手に「守護霊さんからのメッセージ」を伝えたことは今までにもあります。

そうしていると最近、こうした

守護霊さんからのメッセージを聴きたいのですが……

というメッセージを何人かから続けていただきました。とはいえ、「霊能力」とひと口に言ってもそこには無数の可能性があるというならなおさら、それがどのようなことなのかよくわからず、不安を抱いてしまう場合も多いかと思います。

そこでこの機会に、私の場合の能力と、今までの体験を踏まえ、私があなたの守護霊さんからのメッセージをお伝えする場合の、いくつかの代表的な留意事項について、あらかじめお知らせしておきたいと思います。

まず、私が直接あなたの目の前にいてお話しする場合とは違い、遠く離れた場所にいるあなたに守護霊さんからのメッセージをお伝えする場合には、「メール」という手段を用いることにしています。つまり、私のからだを一時的にあなたの守護霊さんにお貸しして、守護霊さんがパソコンのキーボードでメッセージ(文章)を打ち込み、あなたのメールアドレス宛てにお送りする、というやりかたです。

この場合、からだを貸している間の記憶というのは私にとっては「夢の記憶」と同じで、強く意識して意図的に思い出そうとしない限り、意識には上りませんし、ときとともに忘れ去られていきます。ですから、私が守護霊さんからのメッセージを憶えていてどうこうするとか、または解説するとかいうようなことはしないのですが、「メール」という手段を用いる以上データはこちらにも残ります。しかしそれは、お送りしたメールが確かにあなたに届いたことが確認された時点で削除しますし、もちろん転載したり悪用したりするようなことはしません。

また、以前受信端末の「文字数制限」などの設定の不具合によって、全体の5分の1ほどしかお相手に届いていなかったのに、お相手がそれですべてだと思い込んでしまいそうになったことがありました。そのようなことを繰り返さないため、メッセージの最後には必ず

以上です

と記していただくようにお願いしていますので、受け取ったらその最後の1文も確認のうえ、私にその旨ご返信ください。その時点でメールデータを完全に破棄します。

それから、メッセージの長さについてですが、どんなものでも卑屈に捉えようと思えばできるので、

思ったより短かった。たいして気にかけられてないんだなぁ……

思ったより長かった。私の行いが悪いから、言いたいことがたくさんあったんだなぁ……

などとどちらにしても気に病むひとが出てくるのですが、そうではなく、

思ったより短かったな。ポイントがわかりやすいね!

思ったより長かったな。じっくり噛みしめてみよう!

というように、

今の私に必要なものが、必要なだけ与えられたんだ

思っていただければと思います。

あとは、守護霊というのは「エネルギー体」なので、いわゆる「男性的」(凛とした、重厚な……)、あるいは「女性的」(穏やかな、優しい、軽やかな……)というような多少の違いはあるにせよ、この世界のように「男女」という(肉体的、遺伝子的)区切りがはっきりとあるわけではありません。ですから、

私の守護霊さんは男性ですか、女性ですか?なんというお名前なんですか?

といった質問には特に意味はありません。名前はお好きなように呼んだらいいと思いますし、過度に崇め奉るべきものではない「ともに生きる仲間」なのですから、「守護霊さん」くらいでいいのではないかと私は思っています。

また、守護霊に「強い/弱い」といった区別をする意味もないと思います。守護霊になるような霊存在というのは、それだけ「強い覚悟」と「深い愛情」を持った存在であり、ある意味あなたの「魂の一部」と言ってもいいほどに、縁が深い存在です。守護霊はいつも私たちの「想い」を見ているのであって、肉体(からだ)を見ているわけではないのですが、言ってしまえば「おしめを替えてくれた親族」のようなものなので、恥ずかしいもなにもないくらい、身近な存在なわけです。ですからあとはそのことを認識して、「つながりを深めていく」ことがなにより大切であり、そうやって「強固な絆」を築いていくことが、「生きる力」にもなります。その意味で、守護霊を強くするのも弱くするのも、私たち次第なのです。

それにもちろん、あなたの守護霊さんが私のからだを遣っている間も、あなたへの守護が弱まるわけではありませんし、その前もそのあとも、ずっと守護霊さんはあなたのそばにいます。私もいつも言っているように、これは「あなたの人生」なので、守護霊さんがいちいち、

明日はカレーを食べなさいね

そんな仕事は辞めてしまいなさい!

などと言うようなことはありません。もしそんなことを言う霊がいたら、それはあなたの「仲間」ではなく、あなたを「支配しよう」とする意図を(隠し)持った存在(負の霊団)であり、守護霊ではありません。

また、霊存在と肉体人との間では「時間感覚」にも差がありますので、今言われてピンとこなかったことが、後になって腑に落ちるということもたくさんあります。だから、「今日の運勢」だとか、「今週のラッキーカラー」あるいは「恋占い」のようなものとは最初から性質が違うと思っていてください。

そう考えると、そのメッセージを受け取ったからといって、あなたの人生が劇的に変化するとまでは言えません。その意味では、期待外れなひともいるかもしれませんが、それをじっくりと噛み締め、活かすことができれば、それがあなたの人生を変える「きっかけ」にはなるはずです。結局は、どんなものも

「活かすも殺すも自分次第」

というわけです。

ですが、

「守護霊がいて、あなたを見守っている」

ということは、まったく揺らがない事実です。だからもし、あなたがそれを望むなら、守護霊さんの言葉を聴き、そこからさらに縁を深め、一緒に楽しんで生きていってください。それは守護霊さんの願いでもありますし、私に少しでもその手助けができるなら、こんなに嬉しいことはありません。それにもし他にもなにか疑問点などあればいつでもお答えしますので、気軽にお声掛けくださいね。よろしくお願いします。