先日予告していたとおり、これからは私にいろいろな示唆を与えてくれた「仲間たちの言葉」を、より直接的なかたちであなたとも共有していこうと思う。

そこで今回はさっそくその第1弾として、ある「亀」が私に伝えてくれた言葉を、今改めてここに書いてもらおうと思う。この想いを私自身が初めて聴いたのはもう数年前のことだが、この言葉は今も私の励みになっている。そしてこれからもときに訪れる無力感や絶望感に対して、この気持ちを忘れずに、生きていたいと思う。
僕たちには誰でもそれぞれ、「できること」と「できないこと」がある。でもいちばん多いのは、「できそうでできなそうなこと」なんだよ。たとえばあなたがいくら、
明日宇宙に行くぞ!
なんて思っても、それはほとんどのひとには無理だよね。これは「できないこと」。でもあなたにはたくさんの「できること」がある。それはみんなそれぞれ違うけど、かならずあるんだよ。それを、忘れないでね。
そしてやっぱり、世界にいちばんたくさんあるのは、「できそうでできなそうなこと」だ。でも今のあなたたちはそれを見て、すぐ「できないこと」だと思い込んで、諦めてしまう。でもそんなときには、
できるできるできる♪
って思ってみてよ。できるだけ、楽しい気分でね。言葉のいいところは、自分の気持ちを変えられるところだ。だから何度でも、
できるできるできる♪
って歌ってみてよ。楽しく、楽しくね。きっと、力が湧いてくるよ。
けどそれでも、できないことはできないかもね。でもそんなときはさ、
できるできるできる♪今日はできなくても明日はできる♪明日はできなくても、あさってはできる♪今年できなくても来年はできる、かもね♪
って思えばいいんだよ。「かもね♪」でもいいから、やれることをやって、楽しみに待っていればいいんだ。独りでできないことは、みんなでやればいい。諦めさえしなければ、少しずつ変わってはいくんだよ。やっても意味ないなんてことはないんだから。なんのために、人間はそんなに長生きなの?なんで、そんなに焦るの?1歩ずつでいいじゃない!ひとつひとつ、積み重ねていけばいいじゃない!
世界を変えるなんて、そんなのできないよ!
なんて思い込まないで。それはただ、「できそうでできなそうなこと」なんだよ。じゃあそれを見て
できるできるできる♪
と思うか、
できないできないできない!
と思うかは、あなた次第なんだよ。でもね、もしかしたらそれは意外と、「あとほんの少しでできること」かもしれないんだよ?そしてそれがわかってるから、みんなそんなに歯がゆいんだよ。苦しいんだよ。だって、それがほんとに、「どうやったってできないこと」なんだったら、それができないことは別に、苦しくないはずでしょ?だからみんなわかってるんだよ。
世界は、変えられる
ってことをね。それに世界は今までもずっと、そうやって変わってきたでしょ?そしてそれを変えてきたのは、「想いを持ち続けて、できることをやり続けて、仲間を探し続けて、諦めなかったひとたち」なんだよ。
それに、あなたたちはみんなできることがたくさんあるんだよ。
できないことがこんなにあるぞ!
って見せつけられたからって、できることまでやめちゃったら、もっと弱っちゃうし、苦しくなっちゃうよ。そして、みんながもっと自分の力に気づいたら、ほんとはもっともっといろんなことが、できるようになるんだよ。だから、みんなで言おうよ。空を指差して、大地を踏みしめて、どこまでも伸びていく自分たちを想いながら、
できるできるできる♪
ってさ。
これが僕らの「亀知識」。焦らないで、諦めないで、負けないでね。仲間はいっぱいいるんだよ。生きることは、楽しいよ。楽しくできるんだよ。嬉しくできるんだよ。あなたならできるよ。みんな一緒にやれば、もっとできるよ。だいじょうぶ。できるできるできる♪

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いつもありがとうございます。
亀さん、Dilettanteさん、「亀知識」を伝えてくださってありがとうございます。
読むと泣けてきてしょうがありません。
空を指差して、大地を踏みしめて、どこまでも伸びていく私たちを想いながら。
『できるできるできる』
諦めたくないです。負けたくないです。生きることを楽しんでゆきたいです。
『闇の向こう側』の「仲間たちの言葉」も大好きです。
これからもなんどでも読んで、私を支えてもらうことになると思います。
ありがとう。どうぞよろしくお願いします。
門音さん、ようこそ、闇の向こう側へ。
私はあくまでも
「郵便配達員」
のような立ち位置ではあるのですが、あなたにそのように言っていただけて、私としてもとても嬉しいです。
それに私自身が、この亀知識にも何度となく助けられています。
これからも、お互いに活かし合っていけたらと思います。
一歩ずつひとつずつ、味わい深い人生を創っていきましょうね。