「鼻と耳には特に気をつけて!」。数多くのひとを仲違いさせてきた元負の霊が、反省とともに明かす策略

明日はクリスマスイブである。と言っても今の私には特になんということもないのだが、特別に愛するひとが傍にいるひとにとっては、やはり大きな意味を持つ日なのだろうと思う。そう思うと私も多少は甘酸っぱいような、そんな気持ちにもなる。それにこの時期は、私にとって最も大切なひとがこの世に生まれてきた日に近いので、その意味では私にとってもやはり特別な感慨をくれる時期でもある。

ただ、このような大きな節目に活発に活動するのは、なにもそれを好意的に見ている存在だけに限らない。そう、それを否定したり、めちゃくちゃに破壊してやろうとしたりする負の霊たちにとっても、この時期は特に重要なもののひとつなのである。

そしてこんな時期だからこそ、今は私と協力関係にあるひとりの霊が、あなたにもぜひ聴いてほしい話があるとのことで、今回ここに公開してくれることになった。彼は、今はなおのこと、一見するととても優しい。だが少し前までは、彼も

「負の霊の一員」

だったのである。だから彼の言葉は、きっとあなたにとってもとても大切で、重みのある話だと思う。だからこそここで一緒に聴いて、一緒に考えてくれたら、私もとても嬉しく思う。

 

はい、こんにちは。今日は僕の話を聴こうとしてくれてありがとうございます。

今このひとも言ったように、僕は少し前まで、実際に負の霊のひとりでした。たくさんのひとに悪戯したり、邪魔したり、ケンカをさせたりして、そうやって面白がっていた、悪い子でした。

でもだからこそ今は前とは違う立場から、お兄さんお姉さんに注意をしておきたいんです。それはこのタイトルにもしてもらったとおり、

鼻と耳には特に気をつけて!

っていうのが特に大きいんです。

「霊はひとの感覚や感情に入り込んでそれを動かすことができる」ってことは、ここをずっと読んでいるようなひとなら、もうだんだんわかってきてることだと思います。でもそのなかで「特に重要な場所」はどこだと思いますか?

そう訊いたらあなたはきっと、

目(視覚)かなぁ……

と思うんじゃないですか?どうでしょうか?

確かに、目(視覚)はとても重要なものです。視覚を歪ませることで、

なんか、今日のアイツはブサイクだなぁ……

なんか気持ち悪いなぁ。なんであんな顔する?

みたいな感覚を持たせることは、ひとを仲違いさせるのにはとても有効です。それに味覚も(相手の手料理を食べるときとかね)触覚も(ここも本当に重要ですよね)、ありとあらゆる感覚が、それぞれに大切だって言うのも、確かにそのとおりです。

でも、僕としてはやっぱりそれ以上に

鼻(嗅覚)と耳(聴覚)には特に気をつけて!

ということを強くお伝えしておきたいと、そう思うんです。

そしてその2つのなかでも、僕が特に推すのは鼻(嗅覚)なんですけど、きっとあなたにすぐイメージ(共感)されやすいのは耳じゃないかと思うので、まず耳の話からしますね。それに、中途半端な話をしてもしょうがないので、ここではひとつ具体的な実例を挙げることにします。

 

友達同士、というかまぁまだまだ微妙な関係だったりいろいろあったんですが、とにかく当時もっと仲良くなりたいと思っていたふたりがいて、ケータイで電話をしてたんです。すると彼の家の固定電話が鳴りました。しかもなぜか、すごく大きな音で鳴ったんです。

そのとき家には彼しかいなかったし、なぜかやたらと音が大きかったので、彼はケータイの向こうの彼女に

ちょっと電話出てくるね

と言ってからその場を離れ、1〜2分応対をして、また彼女に話しかけました。

でもこのときには、彼女の機嫌は最悪です。

あのさ、なんでさっきからなんの返事もないの?私の話聴いてた?

こう言われると、彼もびっくりですよね。

え?さっき「電話出てくる」って言ったよね?

でももちろん、こんなので話が収まることはありません。

電話?そんな話聴いてないし

いやいや、じゃああれだな、電話の音で俺の声がかき消されたんだな

いや、だからその電話の音自体、ぜんぜんしなかったから

は?あんな爆音が聞こえないとかあり得ないだろ。なんかすごい音だっただろ?

いや、そんな音してないから。素直に「聞き流してた」って言えばいいのに、わけわかんない言い訳する、そんなひとだったんだね。そっちのほうがあり得ないから。嘘つくにしてもレベル低すぎ。バカにしてるんでしょ?もういいわ

こんな感じで、その電話はひどい終わりかたになりました。そしてこれをひとつの大きなきっかけとして、ふたりの仲は一気に冷え込み、絶縁状態にまでなってしまったのでした。

 

じゃあここで、このできごとの大きなポイント、負の霊からすれば「腕の見せどころ」となったポイントを、一緒に振り返ってみましょう。

まず全体として、このときの彼は耳(聴覚)を過剰に敏感にされていました。そして一方の彼女は、耳を鈍感にされていました。だから、彼にはあれだけうるさく聞こえた電話の音も、「電話に出てくるね」と言った彼の声も、彼女には聞こえなかったんです。これは「感覚の差」であって、どちらも「嘘をついた」わけではありません。でもこれで、ふたりの間には大きな亀裂が入り、修復することはできませんでした。これが、耳(聴覚)の力なんです。

ただこれは、もっと詳しいひとなら、違う可能性を探ったり、違う観点から見たりすることもできる話でもあります。そもそも本当に、電話は鳴っていたんでしょうか?なぜ、電話はそのときに限ってそんなに大きく鳴り響いたんでしょうか?電話機の設定を狂わされていたのでは?こういうところに目をつけるのも、とても鋭いです。ただ今回に関しては、「彼が実際に電話に出て、相手と応対している」というところから見て、1つめの線はかなり薄いです。というか、「そこまで深く干渉するのは、相当難しい」です。でも、絶対にできないというわけではないです。だからそんなところから注意しておくのも、大切な心構えのひとつだとは思います。

だけどここを掘り下げると今回のテーマからずれていってしまうので、ともかくここでは「耳」(聴覚)への妨害に気をつけてほしいという意味で、この事例を挙げました。さっきも言いましたが、これは「少し極端な事例」ではあっても、「実際に起きたこと」なんです。そのことを、よく考えてもらえたらと思います。

 

それではこれを踏まえたうえで、次は鼻(嗅覚)の話をします。ですがこれに関しては、少なくとも今の僕が知る範囲では、さっきみたいな「劇的な話」はありません。鼻については、もっと「ちいさな積み重ね」の話になります。でもだからこそ、僕は鼻にこそ、特に気をつけてほしいと思うんです。

でも、これも原理としてはとっても単純なんです。ひとのからだには、いろいろなにおいがありますよね。これを受ける感覚を敏感にしたうえで、本人にとって嫌なにおいに歪ませる。基本的にはこれだけです。でもそれをからだや汗、それに息のにおいについてやられたと考えてみてください。あるいは香水とか、洗剤とか、柔軟剤とかでも同じです。そうすると、かなり大変なことになるとは思いませんか?

そう、今の日本人も含めたいわゆる「現代人」は特に、公衆衛生や清潔さ、そういう「エチケット」に関することに、すごく強く反応します。そのエチケットに特に大きな影響を与えるのが、においなんです。だからこれは、ひとつひとつはちいさなように見えても、すごく効果的な急所なんです。そしてだからこそ、負の霊はそこを突いて、歪ませてくる。それは実際にいくらでも起きていることなんだということを、ぜひあなたにも憶えておいてもらいたいんです。

そして最初の耳の話も次にした鼻の話も、もちろんいくらでも応用が利きます。たとえば耳について相手の「咀嚼音・食事音」だったり、「笑い声・楽しそうな声」だったりですら、感覚を歪ませる余地があります。そしてこれに「成功」すると、効果はものすごく高いです。同じように鼻についても相手と一緒に食べる「料理のにおい」だったり、あとはもっとシンプルに「トイレのにおい」だったりについて行えば、いろいろな角度から攻めることができるわけです。

 

ただ、こんなふうにいろいろ書いていくと、

お前はもうやらないのかもしれないけど、これを読んで負の霊がお前の真似をしたらどうするんだ!

なんて苦情が入るかもしれませんね。でも僕は、それならこうはっきり言います。

こんなの、負の霊の間では「あまりにも基礎的な、常識的なこと」です。こんなことも知らないひとは、負の霊のなかにはまずいません。それを知らないのは、あなたたち肉体人(と一部の世間知らずの霊)だけです

って。だから、僕はこれを「負の霊に攻撃のヒントにされる危険」と「あなたに防御の参考にされる効用」とを比べたときに、迷いなく効用のほうが大きいと判断して、ここに公開してもらったということなんです。だから僕は、今は、これからは、もうあなたの味方なんです。それをわかってもらえたら、嬉しいと思っています。

 

そのうえで最後にもうひとつ、僕がよくやった策略をお話しします。それにこれは特に、この時期に有効なものでもあるので。それは、

「疑心暗鬼を植え付けたうえで、相手の浮気を疑わせる」

っていうものです。そしてこれは

「自分は浮気なんてしてもいないのに、やってもいないことを疑われた腹いせに、『そんなに信じてもらえないんだったら、もう頭にきたからほんとに浮気してやる』と思わせる」

ってものでもあります。それで僕の経験から言うと、これは少し意外かもしれませんが、この作戦はむしろ女性に対してのほうが有効なものです。つまり女性っていうのは、「好きなひとから無実の心変わり(浮気)を疑われる」っていうのがとても嫌なんですね。もちろん、男のひとだって嫌だと思いますが、そこから逆上(当てつけ)にまで至らせるのは、断然女性のほうが簡単でした。だからこの罠にかかると、もう簡単に崩れます。壊れます。それだけ、この作戦も強力なものなんです。

 

ただこうして改めて振り返ると、僕ってほんとにひどいことをしてたなぁと思います。ほんとに、悪いことをたくさんしてましたね。ごめんなさい。でも当時は、それが「悪いこと」だっていう認識すら、あまりありませんでした。それほど、余裕がなかったからです。苦しかったからです。「自分はこんなに苦しんでる」ってことを盾にして、いろんなひとを巻き込んで、道連れにしようとしてました。それが当然だと思ってたし、そもそもなにも知らず信じず備えずに、こんな簡単に壊れていくほうに問題があるとさえ思ってました。本当に、ごめんなさい。

でも僕たちが当時狙ったひとたちで、壊せなかった関係は、ひとつもありませんでした。ちゃんと準備して隙を突いて揺さぶり続ければ、遅かれ早かれ必ず壊れました。自ら、離れることを望んでいくようになりました。これも、確かな事実です。

だからこそ僕が言いたいのは、

負の霊はあなたが思っている以上に用意周到で、強く大きく粘り強いので、バカにしないでちゃんと備えてください

ってことなんです。ひとつひとつの原理は、実際はそんなに複雑ではないんです。だからちゃんと気をつければ、本気で努力すれば、なんとかできるはずなんです。

大切なひとなら、愛する相手なら、ちゃんと話し合ってあげてください。そして相手が言うことを、信じてあげてください。あなたにはそう聴こえたとしても、あなたにはそう感じられたとしても、それが「相手の意図・想い」を反映しているとは限らないということを、どうか憶えておいてください。はっきり言えば、今はすべてのひとが、なにかしら歪まされてると思っていいです。このひとでさえそうです。ただ、経験や努力によって、その程度や幅に差があるだけなんです。

それにこないだ、ある守護霊さんも言ってました。

霊的な観点を踏まえると、自分の心の把握が非常に正確になっていく。現状の心理学では負の霊の説明がつかない(外から感情が煽られることをほとんど考慮してない)からね。だからすべての肉体人にも、それをわかってもらうことが必要なんだ

って。これは本当に、そのとおりだなぁって思うんです。

だからどうか、僕の言ってることも少しでも心に留めておいてください。そしてなにより相手と本当の意味で、ちゃんと向き合ってあげてください。向き合おうと思ってあげてください。僕は悪い子だったし、今だっていい子になったとは言えないと思いますが、だからこそお願いします。どうか、負けないでください。そして、しあわせになってください。本当はみんな、しあわせになりたいんですから。しあわせになれるっていうことを、信じたいんですから。

今まで本当に、ごめんなさい。どうか、よろしくお願いします。

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