表裏四座。私たちがまだ理解できていないとしても、世界には無限の役割がある

以前私は

半分ではなく「4分の4」のすべてを踏まえて、あなたの人生を創っていってほしい
この世界で生きていれば、おそらく10年もしないうちに、私たちの身につく基本的な世界認識がある。それは、 この世には、「いいひと」と「悪いひと」がいる というものである。この「いいひと」と「悪いひと」というのは、さらに単純化すると...

と言った。そしてその後

私たちは0でも100でもない。すべては連続的につながっていて、影響を与え合っている
私たちは言葉によって世界を把握する。そしてなにか新しいもの、今までの認識のなかになかったものを見つけると、なんとかしてその特徴を見出し、全体の体系のなかに位置づけつつ、それに応じた名前をつけようとする。そしてそれが概念となり、私たちはその言...

と言ったうえで

「すべての存在が必ず4つのどれかにはっきり当てはまる」

というわけではありません。すべてはいつも動いており、どこへでも移り変わる可能性があるということも、ご理解いただけたらと思います

と補足した。

だが、あまりにも混沌とした状況下にあればなおのこと、あくまでも一定の目安であることを承知したうえでなら、このような分類を手がかりにするのも役に立つと思う。それに先日

霊媒師が身につけるべき「技術」(素養)とは、いったいどんなものなのか?
今まで私がここに書いてきたたくさんの文章というのは、基本的に 「霊的なことについて少しでも興味を持っているひとが、いきなり読んでもある程度理解できる(段階的に学びを深めていける・検証できる)」 という観点から書いてきたもので、だ...

と書いたのも、まさに同じ流れにあるものだと言える。

だから今回は私もいつも言っている

すべての存在にはそれぞれ、かけがえのない役割がある

ということについても、このような観点からもう少し具体的な説明を試みてみようと思う。

 

かなり前にも私は

裏方の価値に目を向けなければ、重要なことを見落とすことになる
「女性の社会進出」が叫ばれるようになって久しい。これはつまり、 「女性にも(資本主義的)仕事に就いてもらえる環境を整える」 ということであり、ひいては 「女性にも(資本主義的)経済活動の担い手になってもらう」 という...

と言ったが、このように

「表舞台に立つひと(花形)と裏方」

という2つに分けてそれぞれの役割を考えるのは、かなり一般的なものだとも思う。だが私は、今までと同じようにこれをさらに深堀りして、

「表の表役・表の裏役・裏の表役・裏の裏役」

の4つに分けてそれぞれを考えていきたいと思うのである。

しかしこんなことを言うと、

表の裏は裏だし、裏の裏は結局表じゃないか!

というふうに捉えられるかもしれない。だからそれぞれ具体例を示しながら、私がこの表現でなにを言いたいのかを掴んでいただければと思う。

 

まず、「表の表役」というのは、たとえば「芸能人」や「政治家」あるいは「インフルエンサー」のように

「その社会で多くのひとに憧れられ、実際に社会を動かしている(と思われている)ひとたち」

の役目、立ち位置を指したものだ。まぁ現代の日本のような状況では政治家に憧れているようなひとはほとんどいないかもしれないが、それでも「実際に社会を動かしている(と思われている)」という点で、政治家もやはりここに分類すべきだろうと思う。

そして表の裏役というのは、たとえば「マネージャー」や「秘書」あるいは「コーディネーター」や「技術者」のように

「表の表役を支え助け、その力を引き出し増幅させるひとたち」

の役目、立ち位置を指したものである。

つまりここまでの2つが、それぞれ一般的な

「表舞台に立つひと(花形)と裏方」

という分類に相当すると言っていいと思う。

ではそのうえで裏の表役とはなにかと言えば、たとえば「スパイ」や「暴力団対策課」あるいは「公安警察」のように

「社会を裏から支えていて基本的には決して表に出ないが、その存在自体は広く知られているひとたち」

の役目、立ち位置を指している。そしてこれも微妙なところなのだが、私の感覚では一般的な「警察官」や「自衛官」などは、ここではなく「表の裏役」に分類されるものだと考えている。つまり

表の裏役と裏の表役の差は、自分の所属、役割を公言できるかどうかにある

ということだ。

私は警察官です

と名乗ることにはなんの問題もないし、基本的には名乗らないほうがおかしいわけだが、

私は公安警察官です

などと名乗ることはまずないし、名乗るような状況のほうが極めて特殊である。

だからこの点で、両者の役割は一線を画しているというわけだ。

そしてここまでを踏まえたうえで、最後の裏の裏役というのは、

「その存在自体が認知されていなかったり、そもそも存在するかどうかで論争が起こったりするような存在で、もしかすると実在するかもしれないとは思われているにせよ、通常は無視か黙殺されているひとたち」

の役目、立ち位置を指したものである。そして私は少なくとも現時点においては、「霊媒師」(シャーマン)もここに分類されるものだと思っている。

裏の表役までにおいては、存在自体は広く知られている(認められている)のに対して、裏の裏役は存在自体が知られていない(認められていない)。だからそれをあまりに追究したり広く発信したりすると、いわゆる

「陰謀論」

と捉えられることにもなる。だから

日本にもスパイがたくさん活動してるかもしれないよ!

という見解は認められても、

本物の霊媒師は世界にも日本にも確かにいるんですよ!

などという意見が同じように認められることはまずないし、「狂人」か「詐欺師」と思われることがほとんどだと思う。そしてもちろん、いわゆる「陰謀論」のなかには

「ただの間違い・思い過ごし」

であるものも多々含まれている。だからこそ、裏の裏役の実態は、ますます闇に包まれていくのである。

 

だが私たちがこの先、

世界の実態を追究していきたい!

とか、あるいはそこまでは言わなくても、

せめて今よりはいい世界に変えていきたい!

と思うのであれば、やはり今よりは深いところにまで見通せるように、よく眼を凝らしていくしかないと思う。

そしてそれが実現していったときには、以前から何度も

いずれ、霊媒師は「技術職」のひとつになると予測している
この世には様々な「技術」を持った方々がいる。そしてその多くは「修練」によって身につけ、育んでいくことができる。逆に言えば、どんなことでも最初から完璧にできるひとなどいない。たとえば日本人ならほとんどのひとが「読み書き」の能力を持っているが、...

と言っているように、

霊媒師も「表の裏役」(=一般的な裏方)のひとつくらいには、認識を改めてもらえる日が来る

と、私は思っているのである。

 

ただここまでを踏まえたうえでもう少しだけ補足すると、

最初に言ったとおりこの4つもあくまでも「だいたいの分類」であり、さらに細かく見ていけばこの4つそれぞれをさらに2つか4つくらいに分けることもできる

ということは確かだと思う。たとえば、私は今回ざっくりと「霊媒師」というのをひとまとめに裏の裏役に分類したが、そうは言ってもいわゆる「念動力」(サイコキネシス)などの「超能力」と「霊能力」とではだいぶ違うし、そのなかでも一般のひとたちが想像しやすいものとそうでないものとがあると思う。だからそれをさらに細分化するとこの4つの分類は8つにも16にもそれ以上にも増えるだろう。

そしてもちろんいちばん大切なことは、

すべての存在にはそれぞれ、かけがえのない役割がある

ということそのものなのだ。だからこそ私はここで、

その「役割」というのは、今のあなたが想像するよりずっと深く、多様なものだ。だからあなたにも必ずあなたの役割があるし、わからないなかで生きているだけでもひとまず最低限の役割は果たせているから、それを投げ棄てないでほしい

ということを改めて伝えたい。そしていずれみんながそのことをもっともっと深く自覚できるようになったら、未来が今よりもはるかに素晴らしいものになることは、もう確実なことなのである。

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