ジョン・ラミレス。25年間を「悪魔の兵隊」として過ごした彼の体験は、私にとっても非常に感慨深いものだった

前にも書いてきたことだが、私は生まれたときから霊感があったわけではなかった。家族もあらゆる意味で「ごく一般的な日本的宗教観」のなかにいるひとたちだったので、無神論に徹底しているわけでも、熱心に信仰を保っているわけでもない環境で私は育てられたと言っていいと思う。

だからもしそのままなにもなく成長していったとしたら、私自身も霊について特に深く考えることもなく、

いるのかもしれないし、いないのかもしれない。あるのかもしれないし、ないのかもしれない

というような、実に微妙な立場に居続けることになっただろうと思うのである。

ただ、そこから紆余曲折を経て、これ以上なくリアルで直接的な体験を、しかも長年に亘ってずっと積み重ねていくようになると、もはや

霊存在は肉体人と同じくらい現実的な存在であり、霊界は肉体界と同じくらいリアルな現実だ

と言うしかないことになる。

 

そんな私は、先日

霊界はこの世界よりももっと現実的です。全てが霊の世界で始まるのですから、今吸っている酸素よりもリアルなのです

と語るひとがいるのを見つけた。それが、

「ジョン・ラミレス」

というひとだった。そして私が彼に強い関心を寄せた大きな要因のひとつは、彼が25年にも亘って

「悪魔の兵隊」

として活動していたということ、そしてそれが「知らないうちに操られていた」というようなものでもなく、

「自覚的にその活動にすべてを捧げていた」

というものだったところにあったのだった。

そして現在の彼は一転して経験なクリスチャンになっているので、その影響もあり細かな部分では私と立場を異にするところもあるし、そもそも彼のほうは私のことをまっすぐ受け入れてはくれないだろうと思う。だがともかく私としては、彼が体験したこと、そしてそれを(たとえキリスト教的解釈に強く影響されているとしても)多くのひとたちに伝えてくれているというのは、とても感慨深いことだった。

そしてやはり、それを「悪魔」と呼ぶにしろ、「負の霊」といった違う表現で呼ぶにしろ、ともかく

「私たちを惑わせ狂わせ、『本来の自分の道』から遠く離れさせようとする存在がいる」ということを深く認識することはとても重要だ

ということを改めて感じたし、彼もその部分を大切にしようとしているように感じたので、その意味でも私としては、思うところの多い話だったのである。

だから今までの私の話とも照らし合わせながら、あなたにも一緒になにかを考えてもらえたら、私もとても嬉しく思う。

元悪魔崇拝者ジョン・ラミレスの証 (John Ramirez's testimony: 'Out Of The Devil's Cauldron')
ジョン・ラミレス1onONE with Damon Davisインタビュー
伝道者ジョン・ラミレスTBNインタビュー 日本語字幕(Evangelist John Ramirez TBN Interview with Japanese Subtitles)
 

そして最後に、本当はここで言う必要はないことなのだろうとも思うのだが、もう少しだけ付け加えておきたいことがある。

私はこういった一連の動画を観て、様々なことを感じたのだが、そのなかでやはり

25年間も一緒に活動していて、いちどは自分を父と慕い、全身全霊を捧げてくれていたはずのひとが、確かに劇的なことがあったとはいえわりと「簡単に」転向してしまうのを目の当たりにするのは、負の霊としてもつらかっただろうなぁ……

という想いも感じずにはいられなかったのである。

もちろん

いや、それにしても負の霊がしていたことはあまりにひどいことなんだから、そこに気がついて去られてしまうのはしかたがない

という意見があるのもわかるし、

まして負の霊なんだから、もともとそんな仲間意識は強くないし、ひとりが去ったくらいで怒りはしても、哀しんだり感傷に浸るなんてことは、まずないはずだよ

と言われたら、それも相当正しい理解だとも思う。それに私も別に、ジョンさんにあのまま負の霊と一緒に破滅してほしかったとか、そういうことを言いたいわけでは決してないのだ。

だが、まさにジョンさん自身が

誰にも負けないし

何でも出来るような気がする

でもそれは全て嘘なのです

何も無い 空虚感だけ

と語っているとおり、負の霊の世界においては、本当にはなにも積み重なりはしないのだということ、だからこそどんな信頼も忠誠も、ともに過ごした時間も、結局はすべて砂上の楼閣でしかないのだということを突きつけられるというのは、私にとってあまりにも哀しいことだったのだ。これを

「哀しいこと」

だと思ってしまうのがおかしいというひともたくさんいるのだとしても、やはり私には、これはあんまりだと思うのである。

 

だから、私はあなたにももういちど改めて考えてほしいのだ。自分がこれからは、本当は、どう生きていきたいのかを。<神>や<天使>のあたたかさを語るのと同じくらい、<悪魔>や<サタン>の強さを理解しているひとが必要だと言うのは私も同感だ。だがそれを言うなら、

「迷い悩むひと」に語りかけるのと同じくらい、「思い悩む霊」に語りかけることも大切なのではないか?

と私は言いたいのである。そしてそう思っているからこそ、私はこのように生きているのである。

だからそんな私としては、あなたが思い悩んでいるなら、やはりなんとかして変わってほしいと思うのだ。あなたが負の霊だから、「残虐の限りを尽くした悪魔」だから、もうなにも感じなくなっているなんて、私はそんな短絡的には考えていない。自分のもとを去ろうとする彼を30日責め苦しめたのは、怒りではあっても決して哀しみによるものではなかったなんて、私はそんなことを鵜呑みにはしない。たとえあなた自身がそれに気づいていないのだとしても、もう自分でも感じられないほど霞み凍りついてしまっているのだとしても、私はあなたからそれを感じる部分が永遠に喪われてしまったなんて、そんなことはまったく、信じていないのである。

それに私は今まで負の霊だったことはないし、これからもそのつもりはないが、

もしかしたら、ほんの少しなにかが違ったら、私も負の霊だったかもしれないし、これから負の霊になることだって絶対にあり得ないとは言えない

とは、いつも思っているのだ。だから

やはりすべては、「自分がなにを選ぶか」にかかっている

のだと思う。

私は、負の霊でいることを選んでいないから、負の霊ではないのだ。あなたが負の霊なのは、極悪非道の限りを尽くしてきたのは、あなたがそれを選んだからだ。

自分が始めたわけじゃなく、生まれたときにはもう受け継がされたものだ!

と言うのだとしても、それだって彼と同じだ。霊と肉体人とでは時間の感覚が違うだけで、本質は変わらない。だから彼がやめられたのなら、あなたもやめられる。私が負の霊にならずにいられるのなら、あなたも負の霊にならずにいられる。そこにも、生きる道はあるのである。

ともかく私は、勝手ながらあなたの心情を慮って、泣きたいほど哀しんだのだ。だから、どうしてもこれだけは、改めて伝えておきたかった。たとえあなたが泣かなくても、私なら泣いている。だから私としては、やっぱりこんなことはやめにしたほうがいいと思うのだ。あなたが負の霊としてひとを追い詰める限り私はあなたの友にはなれないが、あなたがそれをやめたときは、一緒に道を探すこともできるから。なにも積み重ねられないなんて、すべてが幻想でしかないなんて、そんな世界はあんまりだ。だからもう、抜けてしまえばいいと思う。あなたが選べば、それは実現できることなのだ。<神>があなたにそんなことを言ってくれないとしても、私はそれを伝えよう。私がそれを保証しよう。これが、真実というものなのである。

ちなみに、こうした活動は必ずしも社会の裏側(最深部)に潜んでいるだけとは限りません。

それはたとえば

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近年、「呪い代行業者」が増えつつあるという話を耳にした。確かに、ネットで少し検索してみただけでも、多くの業者を見つけることができた。ただ私が言えることは、 こうした業者に依頼するのも、自身がこうした業者として活動するのも、まったく薦め...

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といったチームが公然と活動していることを見れば、これが少なくとも一部のひとたちにとっては決して「ふざけた話」ではないというのも、だんだんと腑に落としていただけるのではないかと、そう思うのです。

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