さて、2021年となりました。いかがお過ごしでしょうか?
こないだ
とごあいさつしたばかりではありますが、ともかくそれはそれとして、改めて今年の初めに思うことなどを共有していきたいと思います。
まず、今この際だから言ってしまいますが、私にとって2017年という年は、本当に大きな1年でした。それは
人生で最も喜び、最も苦しんだ1年だった
と言うしかないものであり、今までも様々なことがあった私の人生のなかでも、最も浮き沈みの激しい年だったのです。いや、精確にはこの表現は適切ではないかもしれません。というのもその年の私は、
最も深いしあわせの背景に最も強烈な苦しみが同居していて、もう一方でそれほどの苦しみを感じながらでも、どうしても諦められない願いを改めて自覚し続けていた。だから私は常に「しあわせと苦しみを同時に味わっていた」のであって、浮いたり沈んだりを繰り返していたわけではない
のです。
ですから私はその年を振り返ったときに、
これはまた、なにかが大きく動き出したな
と思ったものでした。
つまり私は前に
と言ったこともありますが、そこから明らかに、まさに私自身もひとつの
「集大成・正念場」
を迎えている感があるわけです。
そんななかで、今年2021年というのは私にとっては
「2017年から4年」(=5年の1年前)
であると同時に
「『闇の向こう側』開設から9年」(=10年の1年前)
でもあるという、なかなかに味わい深い地点になります。そしてそうした個人的な感慨は別にしても、昨年2020年は確かに世界史に残るような1年だったかと思いますが、その流れは間違いなく、この先にも受け継がれていくことになると思うのです。
私は昨年の春にオリンピック・パラリンピックが延期になったとき
ここまでやるということは、みんないよいよ本気なんだな。だとしたら当初の見立てより、動きはずっと早く、激しいものになるかもしれない
私が見る夢の変化と、さらに激しさを増す情報戦。そのなかで私が、今伝えておきたいことこないだ年明けを迎えたかと思いきや、もうすぐ5月を迎えようとしています。いかがお過ごしでしょうか? 私は今年の始め という文章に、私の率直な想いや考えをまとめたのですが、そこに記した 東京オリンピック・パラ...
という想いを強くしたのですが、これは言い換えると、
私が生まれてくる前にざっくりと想定していたものよりも、ずっと前倒しした計画・時間軸に基づいて動いているひとたちがいるんだな
という印象を受けたということであり、そしてそれはおそらく、彼らもなんとも言えない
「危機感」
を覚えているからなのだろうと思うのです。確かに、あらゆる勢力のあらゆる計画が、ますます加速しつつあるような肌感覚はあると思いますし、それぞれが
もしできることなら、実現は早ければ早いほどいい
と思っているのであれば、あまり悠長に構えているわけにもいかないでしょう。ですからその意味で、昨年2020年の動きにいわゆる
「急進派」
の意志が反映されていると見るのであれば、これはもう行きがかり上、これからもでき得る限りの全速力を以って進もうとするのでしょう。
そうするとたとえば
あと3年から5年、なんならもう今年中にでも、だいたいの骨格を組んでしまおう!
というような計画があるのも、別に不思議ではないのだろうと思うわけです。
それで私としても、そういう
「元気いっぱいで、若さと情熱にあふれた動き」
に対しては、基本的になんの異論もありません。つまり
そっか、もしそれだけ早めても問題ないなら、それがいちばんだろうね
という感じで、個人的にもっと遅いほうがいいなどとは思っていません。
ただ何度も言いますように
早くやろうとすると動きも激しくなるし、相手の「必死の抵抗」にも火をつけることになる
という意味で、手放しで浮かれるわけにもいかないだろうとはずっと思っています。
ただそれも彼らにしてみれば
今までだって何度もギリギリまで耐えて引き延ばしてきたんだから、ここまで来たら決められるときに決める!
ということなんでしょうから、やはりそれはそれでいいと思っています。
ですからこうした要素も総合的に鑑みて、私自身としてはやはり
私は私のペースで、できることを粛々と進めていこう
という方針を継続していきたいと思います。そのうえで彼らが私をさらに驚かせてくれると言うなら、私もそのときは素直に感心しつつ、みんなの労をねぎらいたいと思っています。
ただ、もっと本当に正直な感想を言うのなら、去年のあれくらいでは、まだまだ心から驚くほどでもないと思うんですよね。だってあなたは去年
やった!これで絶対に、未来はよくなるんだ!
なんて思えました?私はどうも、微妙だと思うんですよね。
いちどあそこまで踏み込んだならそこからさらにもう1段2段進めないと、ひと息つけるところまでは行かないでしょう。だから私としては、まだちっとも浮かれる気にはなれないんですよね。なのでそんな私は私なりに、コツコツ淡々と進めていきたいと、そう思っているわけです。
と、こんなことを言っていたら
でも私は、「2020年の10月からの半年間をよく見ていてください」と言いましたよね?だからまだ、その期間は半分も残ってますから!
などと軽い抗議を受けました。まぁ、そう言われると確かにそのとおりなので、彼らの願い(計画)どおりに進むのであれば、春頃までにはまた一段と驚くなにかがあるということらしいです。だからそうしたこともどこかでは意識しつつ、私なりに見守ってみようとも思っています(それにたとえばですが、これからアメリカ大統領選挙の結果に大どんでん返しがあったりしたら、それは確かに近々の驚きになるでしょうし)。
というわけで、相変わらずここ地球は様々なひとたちの思惑渦巻くホットスポットなわけですが、ともかくその最前線にいる私たちとしては、多少のうねりや浮き沈みに一喜一憂することなく、
自分を少しでも自分の望むところに近づけていけるように、1歩1歩進んでいく
という素朴な方針で行くのがいちばんなのではないかと、個人的には思っています。
ただかつて私は
もっと言えばこの先の世界の動きは
「U字型」
のようなもので、
いずれは上昇に転じるにせよ、それまでは地を這うような時期が続く
ことになると思いますし、真摯に状況を観察すれば、
おそらく、今はまだ底を打ってもいないのだろう
というのが、私の素直な実感です。ですから率直に言えば、少なくとも私自身はいつも、
もしかしたら今よりさらにもう少しくらい、つらいことが起きるかもしれない。でもたとえそうなっても死なないために、すべてを投げ棄てないために、心の準備をしておかないといけない
と思って生きてきましたし、今もそうです
令和始動。下降気流と回転気流のなかで、私もまた一歩踏み出します北海道はまだ寒さを感じるときもありますが、ともかく5月になりました。いかがお過ごしでしょうか? 本日2019年5月1日、日本は平成から令和へと代替わりを果たしました。これはもちろんあくまでも国内でのこととは言え、私にとってもやはり少な...
と言い、そのあとさらに
つまり、今までの世界の根底が揺らぐようなことがあったり、たくさんのひとが一気に死んだりするような事態が起きると、そこから生まれる動揺や厭世観、それに無力感や悲観に乗じて、
「すべてを諦めさせよう、棄てさせようとする動き」
が活発化するのではないかということです。
ですからその意味においては、これから世界がますます変わっていこうとするなかにあって、それがまるで
「破滅の始まり」
であるかのように見えることも、少なからずあると思います。ですがそのときこそ、
これは破滅でも終焉でもなく、転換と創造の始まりなんだ
ということをどうか忘れずに、ご自分に言い聴かせていていただければと思うのです。そしてそういうことは本当にいざというときに言おうとしても遅いので、今のうちにこうしてお伝えしておこうと思うわけです
全体的に見れば世界は確かによくなってきている。だから今まで滅びなくて本当によかったし、これから先の未来に、楽しみはたくさんある2019年、和暦で言えば令和元年の今年も9月を迎えました。いかがお過ごしでしょうか? 過去に書いた文章を振り返っていて今思い出したのですが、ちょうど1年前に、私は北海道では過去最大級とも言える地震を体験していたのでした。 ...
とも言いましたが、あれから1年半ほどを経た今の私は
おそらく「最悪期」(大底)と言えるような時期は、もう越えたのかなぁ……。あるいはもう少し続くんだとしても、そろそろ終わりが見えてくる頃かもしれないなぁ……
というぼんやりとした感慨を保てています。とは言っても世界が変わるのですから、少なくとも一時的に
「上へ下への大混乱」
があることはしかたがないとも思います。だからそれは私の言う「最悪期」(大底)ではないのです。
すべてがもっとよくなるための途中経過・必要な過程なんだという確信が保てていれば、なにがあろうと本当にはなんの問題でもない。本当に最悪なのは、「これからどうなるのかもわからないどころか、これからますます悪くなるという思いだけが、どんどん膨らんでいく状況」なんだ
というのが私の立場であり、そのような観点からすればまさに今こそがこの世界にとっての
「最悪期」(=正念場)
かもしれないと言うのは、あなたにも共感していただけるのではないでしょうか?
ただそのうえで、私はその最悪期がそろそろ終わる、あるいは少なくとも「終わりが見えてくる」ときが来ているのではないかと、そう思うのです。ですからどうかあなたも、自分で自分の人生を軽んじ、諦め、投げ棄てることだけは、なんとか思い留まっていてください。私はあなたにぬか喜びさせたくないし、なにより私自身がそんなぬか喜びにはもう耐えられそうもないので、粛々と控えめな立ち位置に身を置いてはいるのですが、もし本当にすべてがずっと前倒しされるのだとしたら、私が
なんて言っているのは笑い話で、そのときはもうあと数年か、それよりさらに近いところにまで来ているのかもしれないのですから。
そしてだからこそ私も、できることなら早く実現できるに越したことはないわけですから、それを彼らほど表に出すかは別として、私なりの意志と情熱を保って進んでいきたいと思いますし、それこそ私が生きているうちに、思った以上に素晴らしくなった世界を直に見ることができたら、それは本当に嬉しく思います。
ですからこれからも、お互いに励まし合いながら、少し先の景色を楽しみに、1日1日を乗り越えていけたらと思います。多少の時間差はあるにせよ、それぞれの明ける日は近づいているということは、間違いないのですからね。どうぞ今年もこれからも、よろしくお願いします。いつも心からの親愛と、感謝の想いを込めて。

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